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zoom RSS 国鉄岩内線

<<   作成日時 : 2012/09/04 01:18   >>

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 久々なのにこんな残念なレポートでいいんでしょうか・・・(いつものことですが・・・)。
 岩内線は1905(明38)年開通の岩内馬車鉄道を起源とする道内でも歴史のある路線です(1985(昭60)年6月廃止)。
 岩内町は,すぐ近くの茅沼炭鉱が江戸時代末期(1856年)に開発されたこともあって,歴史的にも面白いエピソードが多いです。
 国鉄が倶知安回りになったことに危機感を覚えて,地元有志が岩内馬車鉄道を開通させたこともそうですが,1872(明5)年にお雇い外国人が岩内町で野生ホップを発見し,それが現在のサッポロビールにつながっていたり,1905(明38)年に道内最初の水力発電会社「岩内水力電気株式会社」が設立されて,翌年には電気が点灯していたり,1907(明40)年には日本最初の地元有志による岩内漁港の建設(今の金額で約140億円だとか)を行ったり,1922(大11)年には日本最初のアスパラガス栽培に成功したりといった具合です。
 個人的にも,岩内は,何かとよく通る場所で(滞在することはないですが),これまで岩内を通過した回数は,おそらく100回を超えると思います。それだけに逆に岩内線にはあまり食指が動かなかったのですが,岩内線跡がどうやら「岩内共和道路(国道276号のバイパス)」になってしまうことを聞きつけたこともあり,行ってみました。
(2012.9.2撮影)
 
 まずは岩内駅。立派なバスターミナルになっています。茅沼炭鉱の積み出しの関係もあって構内は広かったようで,駅跡はバスターミナルや道の駅などいろいろな用途に転用されています。
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バスターミナルの表側は2012.5.20撮影ものを。
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 岩内駅から次の西前田駅に向かいますが,しばらくは路盤がよくわかる状態になっています。
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 さて,西前田駅跡ですが,どうやら岩内共和道路に飲み込まれたみたいです。岩内共和道路が岩内線をなぞってくれているので,岩内線跡はわかりやすいのですが,残っているという噂の西前田駅跡は私には見つけられませんでした。
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 2012.9.8に再び撮影。西前田駅付近から岩内方面を見る。
 奥の盛り土のところから,岩内線の跡が続いているのがわかります。
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 西前田駅跡があったはずのところ。
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 西前田駅付近より小沢方面を見る。工事中です。
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 さて,2012.9.2に戻って,西前田から次の前田駅に向かいますが,岩内線跡はずっと岩内共和道路の工事中でした。わかりやすくていい面もありますが,橋の跡などはもう無理ですね。
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 前田駅跡。駅前広場のバス停です。
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 しかし,残っているという噂のホーム跡はどうやら整地されたようです。いつでも来る機会はあったはずなんですが・・・。
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 2012.9.8にもう一度訪れてみました。バス停から前田駅の駅舎があったあたりを見てみます。
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 岩内側を見ても工事中で痕跡なし。
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 また,2012.9.2に戻って,前田駅跡をあとにして,次の幌似駅跡ですが,鉄道公園になっていることで有名です。ただ,2007年に岩内共和道路の関係で少し移設されてます。
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 幌似駅跡を少し移設させる原因となった岩内共和道路の工事も迫ってきています。
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 幌似駅を出ると次は国富駅ですが,途中,国道276号の高尾跨線橋の下を通るところがあります。このあたりは前後も築堤が続いているので結構わかりやすいです。
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 国富駅跡ですが,ここも,この写真の左側に入っていくとホーム跡があるはずなんですが,雑草に覆われて確認できませんでした。こちらは道路工事もないでしょうから,季節を選んでまた確認しようと思います。
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 国富鉱山の積み出しの関係でかつては広い構内だったようです。
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 2012.9.8に再び訪問。国富駅のホーム跡が草むらに覆われながらもありました。
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 2012.9.2に戻って,国富を出て,いよいよ終点の小沢へ向かいます。途中,国富跨線橋がありますが,岩内線跡がよくわかります。
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 国富跨線橋から国富側を見る。
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 国富跨線橋から小沢側を見る。
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 さらに小沢へ向かう築堤もよく残っています。
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 この岩内線跡の道を100mも歩けばセトセ川に架かるコンクリート橋跡が見られるはずですが,ヘビが怖いので入りませんでした。私の探究心は大体そんなもんです。
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 終点小沢駅。
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 手前の線路のない部分が岩内線のホームだったそうですが,立ち入り禁止になってました。
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 岩内線のホームは崩れてきてますね。
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 やはりヘビがいるようです。
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 ということで,結局,西前田駅跡と前田駅跡のホームは消滅したようです。廃線跡もどんどん変貌していくもの,という考えてみればあたりまえのことですが,改めて実感させられました。

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